VINTAGE SOUVENIR JACKET MUSEUM – “613TH AC & W SQUADRON DET 29 OKUSHIRI-SHIMA JAPAN”

TEXT: テーラー東洋 企画総括・スカジャン研究家 松山達朗 (TATSURO MATSUYAMA)

ヴィンテージスカジャンミュージアム – 「第613航空警戒管制組織 奥尻島 ジャパン」

 

Mid 1950’s Vintage souvenir Jacket
“613TH AC & W SQUADRON DET 29 OKUSHIRI-SHIMA JAPAN” × “HOKKAIDO MAP”

 

北海道は奥尻島の米空軍基地に駐留していた、第五空軍傘下部隊である第613航空警戒管制組織に所属する米兵からのカスタムオーダーを受け、製作された1950年代中期の作品。スーベニアジャケットが米兵の間で高い人気を誇っている中、既製品でなくカスタムオーダーしたジャケットは周囲からの憧れの的であった。所属する部隊名のみならず、DICKという個人名を英語とカタカナ表記で入れられたものは自慢の一着だったに違いない。袖に描かれた、連なった2頭の龍はヴィンテージでも珍しい。

 

リバーシブル面はシルバーのアセテート一色で構成されており、胸には表面同様に個人名が刺繍される。背中にはマップ柄の中でも珍しく北海道のみが描かれており、地図上には駐留していた奥尻島の他に、札幌や函館などの主要都市名が記されている。

 

FRONT

 

BACK

 



REVERSIBLE
 

 

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